最後のJT [息子と将棋の話]
昨年の東京大会。
照明の落ちた観客席から壇上の決勝戦を見つめる息子。
グーに握りしめた拳のまま、目に涙を浮かべて、ただ黙って見つめていた。
自分が立つつもりだったステージを、遠くから。
(その実力が無いから負けたのだ、息子よ)
次のステップに進んだ彼ら不在の今年、息子には絶対優勝が目標となる最後の東京大会は残念ながら研修会と同じ日。
ダメじゃーーん。
というわけで、北陸信越大会に出張って来ました。
(気持ちの切り替えは早い)
新潟も北陸も初参戦。
初手合いばかりとなりそうな予感。
参加者数も全然知らないまま馳せ参じます。
朱鷺メッセ、綺麗な会場です。
予選はサクっと抜けたものの、相手の棋力は手合いの運。
勝っても負けても気を緩めず、油断せず。
そして決勝戦。
三年ぶり、静岡大会以来の壇上決戦へ。
(あの年は学校行事とぶつかって東京大会を断念したっけ)
相手のY君は四年生!
負けられない一戦でサクッと負ける気前の良さ(T-T)
息子よ、お前の弱さはそれだ。
恥ずかしいほどの大凡戦だったと気づくのが遅い。
帰路「なんであんな手を指したかなぁ・・・・・」と何度も言っていたけれど、それを壇上で気付けよおぅ・・・。
翻ってY君の切れ味の鋭さ。
そりゃぁ負けるわ。
久しぶりの遠征は、やっぱり勉強になるねぇ。
ガンガン出張って戦おう!
Y君のご両親もとても気さくな方で、バックステージでは皆で楽しく過ごせました。ありがとうございました。
照明の落ちた観客席から壇上の決勝戦を見つめる息子。
グーに握りしめた拳のまま、目に涙を浮かべて、ただ黙って見つめていた。
自分が立つつもりだったステージを、遠くから。
(その実力が無いから負けたのだ、息子よ)
次のステップに進んだ彼ら不在の今年、息子には絶対優勝が目標となる最後の東京大会は残念ながら研修会と同じ日。
ダメじゃーーん。
というわけで、北陸信越大会に出張って来ました。
(気持ちの切り替えは早い)
新潟も北陸も初参戦。
初手合いばかりとなりそうな予感。
参加者数も全然知らないまま馳せ参じます。
朱鷺メッセ、綺麗な会場です。
予選はサクっと抜けたものの、相手の棋力は手合いの運。
勝っても負けても気を緩めず、油断せず。
そして決勝戦。
三年ぶり、静岡大会以来の壇上決戦へ。
(あの年は学校行事とぶつかって東京大会を断念したっけ)
相手のY君は四年生!
負けられない一戦でサクッと負ける気前の良さ(T-T)
息子よ、お前の弱さはそれだ。
恥ずかしいほどの大凡戦だったと気づくのが遅い。
帰路「なんであんな手を指したかなぁ・・・・・」と何度も言っていたけれど、それを壇上で気付けよおぅ・・・。
翻ってY君の切れ味の鋭さ。
そりゃぁ負けるわ。
久しぶりの遠征は、やっぱり勉強になるねぇ。
ガンガン出張って戦おう!
Y君のご両親もとても気さくな方で、バックステージでは皆で楽しく過ごせました。ありがとうございました。
2016-09-12 00:01
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コメント(2)
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お疲れ様でした。大半の北陸からの方が遠いところでしたけど(笑)。
息子は壇上でお出迎えするつもりでしたが、全くかすりもせずに面目ない。吉原くんが充分にお相手してくれたのでお許しを(笑)。
お互い、大して強くもないときから(失礼)、県外に飛び出しましたよね。悔しい結果の方がよほど多かったけど。
今回も、知った顔には、群馬の王者桑原くんが参加したからね。強いからね。と言って回りました。こっそり勝たせないためにも。
そのせいか、根も葉もない話が出たようで、その点は誠に申し訳なかったです。僕は遠方の強豪のエントリーは大歓迎ですよ。県代表にでもならないと当たれない相手ですよ。息子にも楽してもらいたいなんてこれぽっちも思っていないし、正々堂々迎え撃てば良いんですから。
今回の結果、石川県エースが大舞台で群馬県王者を破った!良いじゃないすか。
吉原くん、最高で貴重な経験でしたよ。
次は桑原くんもきっと負けない。
壇上を羨望の眼差しでうちの子含むその他ほとんどの子らはまた次のチャレンジを胸に誓う。
観てる親とか外野とかどうだって良いんです。
また一緒に、そして倒すべき敵としてやりましょう。
by 北國の将棋父 (2016-09-12 18:24)
親の身には、朝5時起きで300km(往復600km)のドライブがきつかったです。
高橋さんのバイタリティにはかないませんなぁ・・・・
すべてが初手合いとなる大会は久々で緊張感がありましたが、高橋さんが皆をけしかけてたんですか!!!!(笑)
でも、せっかく遠くまで遠征するんですから、それぐらいのアウェー戦でいいんです。
強敵と戦うための遠征ですから。
それに、吉原君のご両親もとても素敵な方で、バックステージでは楽しく過ごせました。(負けたけど・・・・TT)
外野の声は気にしませんて(笑)
相手の強弱なんて無関係だし、誰が相手でも全力で応じるし、勝っても負けてもリスペクトしてますよ。
ボコボコに負かした相手があっという間に上がってくる例なんて枚挙にいとまがないほど実体験で味わってますから。
だから、誰と指すときも本気勝負だし手加減なんてしない。
それが対局相手に対する礼儀。
言い訳もしないし文句も言わない。
それが将棋に対する礼儀。
だと思いますから。
対局相手に感謝。
観戦者に感謝。
大会運営者に感謝。
それしかないでしょ。
by KUWAHARA_Kanji (2016-09-12 20:58)